お墓を建てる目的は2つあります

お墓を立てる目的の1つめは埋葬地としての墓標です。
土葬であった昔は、動物が土などを掘りおこしたり荒したりしないように、
また死者が再び息を吹き返さないようにと埋葬地の上に石を置いたといわれています。
それから現在まで石工による石材加工の技術が磨かれ、
現在のような墓石の形になりました。

お墓を立てる目的の2つめは、家族や近しい人の幸せを願う記念塔としての役割です。
人が亡くなってから年月が経つと、死別の悲しみも和らいできます。
するとお墓は、供養の場だけではなく、生きている自分たちの祈りの場にもなるのです。
私たちはお墓参りの際、故人に近況報告をしながら、私たち自信の平穏を祈っています。

どうして石を使うのか

それはこの地球上の自然物で、石が一番固くて、風化に強いとされているからです。
何世代もの長い年月1つの供養塔を共有するためには、石を使用するしかないのです。
そしてお墓の外柵は、境界を表すものです。
墓域内を聖域とし、その内外を物理的に、象徴的に表しています。

自宅の敷地や土地に建てられる？

現代ではお墓はどこにでも建てられるものではありません。
お墓はお寺や地目で「墓地」と認められた場所にしか建てられない決まりがあります。
お墓を建てる場所の探し方としては、インターネットを利用するか、地元の石材店、お寺に相談します。
石材店はその地域のあらゆる墓地の情報を持っています。
公営霊園、民営霊園だけでなく、みなし墓地も含めて寺院墓地や共同墓地についても熟知しています。
お気軽に沼尾石材店までご連絡ください。